禁欲2週間の効果は?身体と心の変化
ポルノを見るのをやめて2週間。変化を確かめるなら、まず「何に困っていて、やめようと思ったのか」に戻ってみたい。寝る時間が遅くなることなのか、仕事中も見てしまうことなのか。それによって、見るべき変化も違ってくる。
ここで扱うのは、困っているポルノ視聴の習慣を見直す話だ。射精やマスターベーションをすべてやめることとは分けて考える。国際性機能学会(ISSM)は、マスターベーションを通常の性行動として説明し、生活への支障がある場合には相談を勧めている。

寝る時間が変わった人の記録
QuitMateの13日目の投稿には、次のように書かれていた。
最近特に変化を感じているのが睡眠です。毎日午前1時近くまで起きていた頃と比べて、朝の目覚めとだるさがまるで違います。日中の眠気もあまり感じなくなりました。
この人は、同じ投稿で「単に睡眠習慣が整っただけかもしれません」とも書いている。以前の夜更かしとの比較があるので、どこに変化を感じたかがわかりやすい。
ポルノを見なくなったあと早く寝るようになったなら、その両方を記録しておける。「見なかった日数」だけでなく、就寝時刻と翌朝の調子を並べると、自分の場合に何が役立っているかを考えやすい。
同じ週でも、衝動の出方は違う
8日目には、休日の衝動を心配していたが、思ったほど感じなかったという投稿があった。一方、12日目の人は帰宅中と帰宅後に強く見たくなったと書いている。
強い衝動が2回ありました(帰宅中・帰宅後)。ここにきて過去一番の衝動を経験しました。やはりストレスが最大の誘因のようです。帰宅中には挑戦をやめることさえ頭をよぎりました。なんとか耐えながら帰宅して夕食を作り、ゆっくりと湯船に浸かることで衝動は消えました。
この人には、帰宅から夕食、入浴までの過ごし方が手がかりになっている。自分も帰宅後に見やすいなら、スマホを開く前に食事を取るなど、同じ場面で試せることがある。
無気力を、回復の日程表に当てはめない
11日目には、達成感より無気力が強いと書いた人もいた。見ない日が続いているのに気分がよくならないと、続ける意味がわからなくなることがある。
無気力には、睡眠やストレス、ほかの心身の不調が関わっている可能性もある。落ち込みや無気力が続いて生活に支障があるなら、日数を待たず医療機関で相談したい。
記録の目標を一つ、具体的にする
「禁欲を続ける」だけでは、何を変えたいかが曖昧になりやすい。たとえば、寝るための時間を削らない、仕事中は見ない、見始めて予定を取りやめることを減らす、といった困りごとを一つ選ぶ。
一度見たあとも、その前の状況や、予定への影響は記録できる。日数が途切れたことだけで、それまで変えられた習慣を捨てなくてよい。
3週間〜1ヶ月の記事では、スマホの置き場所や、古い端末がきっかけになった記録を扱う。オナ禁という言葉で混ざりがちな話は、ポルノ視聴とマスターベーションの違いに整理している。
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