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禁酒2週間の効果は?身体と心の変化

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禁酒して2週間。朝は少し楽になったけれど、体重は増えた。あるいは、まだ眠れなくて、よくなった点が見つからない。同じ「2週間」の中にも違う経過がある。

QuitMateの11日目の投稿に、こんな記録があった。

「お酒やめて良かったこと3つ。お金が無くならない、胃痛・腹痛がなくなった、浮腫がなくなって肌がすこーし良くなった気がする」

「すこーし良くなった気がする」という言い方がいい。検査で測った変化とは違うけれど、自分の体の調子を確かめている。ただ、この人の実感が、禁酒2週間で誰にでも起きる効果というわけではない。

禁酒2週間の朝

食欲が増えて、体重が減らないこともある

「お酒を辞めれてる代わりになんか物足りなくてご飯と甘いものたくさん食べてる。おかげさまでまぁまぁ太った」(11日目)

飲酒がなくなれば、お酒から取っていたエネルギーは減る。ただ、食事や間食が増えれば、体重がそのまま減るとは限らない。お酒の種類や量で差があるので、「禁酒2週間なら何キロ減る」とは計算できない。

甘いものが欲しくなる理由も、「アルコールの糖分を体が補っている」の一言では説明できない。空腹なのか、夜の手持ち無沙汰なのか、何かを楽しみたいのか。食べる前の状況を書いてみると、自分の場合を考えやすくなる。

飲酒と食事を同時に厳しく管理しようとして苦しくなるなら、まず食事の時間を整えるところからでもよい。食欲の変化が大きい、体重が急に増減するなどの困りごとは、禁酒中だからと放置せず医療機関で相談したい。

仕事に行ける、弁当を作れる

11日目の別の投稿では、暮らしの変化が具体的に書かれていた。

「週明け月曜日。今までなら行きたくなくて堪らなくて、休む理由探して休んでたのが嘘みたいだ。弁当も毎日作るし、毎日胃薬飲まない。まだダルさやメンタルも安定した訳では無いけど…確実に本当に少しずつだけど良くなってる?と思う。」

弁当を作るようになった一方で、だるさは残っている。この二つは矛盾しない。生活の一部が楽になっても、ほかの不調が続くことはある。

眠れない日が続くなら

「禁酒生活9日目。何も変わらず。痩せず・寝れず」(9日目)

一方、同じ9日目に「6時間以上眠れるようになった」と書いた人もいた。先に眠れた人の記録を読むと焦るかもしれないが、日数が同じでも飲酒歴や体調は違う。

禁酒後の睡眠が落ち着くまで時間がかかることはある。NHSの離脱治療の案内でも、睡眠の回復は急性の離脱症状より遅れる場合があるとしている。

不眠が続いて日中の生活に支障があるときは、回復を待つだけにせず医療機関へ相談する。震え、強い発汗、動悸などもある場合は、早めに症状を伝えてほしい。

体感と検査の数値は、それぞれ確かめる

体調がよくなった感じがしても、それだけで肝機能や血圧が正常になったとは判断できない。逆に、目立った実感がなくても、検査で変化がわかることはある。

2018年の1ヶ月の禁酒を調べた観察研究では、禁酒した群で血圧や体重、肝機能検査値などの改善が報告された。ただし、アルコール依存や既知の肝疾患がある人は対象に含まれていない。「2週間で自分の検査値も下がる」と約束する研究ではない。

通院中なら、飲酒をやめた時期と今の症状を診察で伝え、再検査の時期を相談できる。日々の記録には、睡眠時間、食欲、仕事中の調子など、同じ項目を短く残しておくと話しやすい。

この先、飲まない生活に少し慣れた頃の過ごし方は、禁酒3週間〜1ヶ月の記事にまとめた。

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