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禁酒の効果はすごい?3ヶ月〜1年で感じた変化

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禁酒を続けた暮らし

禁酒3ヶ月で、体調や暮らしはどこまで変わるのか。身体の変化を調べた研究はあるが、3ヶ月・半年・1年という日数だけで、肝臓や脳の回復を判断することはできない。ここでは研究で分かる範囲と、長く続けた人の生活の記録を分けて見ていく。

欲しいものがあっても、すぐには買わず、お金を用意してからにする。QuitMateの禁酒84日目の投稿に、そんな記録があった。

「酒飲んでた頃だったら勢いに任せてポチってただろうけど、正常な判断ができるようになっているので金策が先です」(84日目)

本人は、以前の買い物の仕方と比べて、判断できるようになったと感じている。禁酒の変化は体重や検査値だけでなく、こういう日常の選択にも書き残されている。

禁酒3ヶ月以降、身体の変化はどう確かめるか

2018年の観察研究では、1ヶ月禁酒した群で血圧、体重、肝機能検査値などの改善が報告された。ただし、参加者が禁酒するかを自分で選んだ研究で、アルコール依存や既知の肝疾患がある人は除かれている。3ヶ月まで同じ割合で改善が進むことや、肝臓が正常に戻ることを示した結果ではない。

脳についても、NIAAAの解説は、一部の構造や機能が数ヶ月の断酒で改善しうる一方、どこまで戻るかは十分に分かっていないとしている。「頭がすっきりした」という実感と、検査で確認する変化は分けて考えたい。

節目に確かめるなら、次のように記録の種類を分けられる。

気になる変化確認すること
肝機能や血圧過去の検査・測定結果と比べ、飲酒をやめた時期や治療内容を医療者に伝える
体重や見た目飲酒以外に変わった食事・間食・活動も一緒に振り返る
睡眠、集中力、気分良くなった点と、仕事や日常生活でまだ困る場面を分けて残す

不調が続くなら、半年や1年の節目まで待たずに相談できる。検査や薬の変更は医療者と相談し、日数や体感だけで治療をやめない。早い時期からの変化を見渡したい場合は、禁酒の効果を期間別に確認するガイドも参照できる。

3ヶ月近くになると、変化を忘れそうになることもある

82日目の別の投稿では、毎日記録したい理由として、断酒で得たものが当たり前になり、言葉に残さないと苦しさばかり感じてしまいそうだ、と書かれていた。

飲まない朝や落ち着いた買い物が日常になれば、最初の頃ほど新鮮には感じない。それは暮らしやすくなった面もあるが、飲まないでいる理由を思い出しにくくなる面もあるのだろう。

以前の記録を読むなら、うれしかった出来事だけでなく、飲酒中に何に困っていたかも見返してみる。「前より何が楽か」を具体的に比べられる。

半年や1年を待たず、お金の変化は計算できる

仮に飲酒に毎月25,000円を使っていたなら、半年で150,000円、1年で300,000円になる。これは支出をそのまま止めた場合の単純計算だ。代わりの飲み物や外食に使えば、全額が貯金に残るわけではない。

それでも、自分の明細やレシートで確かめられる点は大きい。かつて使っていた金額を眺めるだけで苦しくなるなら、今月の生活費が足りたか、支払いを遅らせずに済んだかから見てもよい。

時間も同じだ。飲んでいた夜を何時間取り戻せたかより、空いた時間で何をできたかを記録する。食事を作った、家族と話した、早く寝た。新しい資格や趣味のような成果がなくても、過ごし方は変わっている。

人との付き合いは、すぐには整わない

お酒を飲む集まりが中心だった人は、参加を減らすと会う相手も減ることがある。関係を続けたいなら、昼食に誘う、飲酒が中心ではない予定を提案する、といった方法を試せる。

また、飲酒で傷ついた関係がある場合、やめた日数だけで信頼が戻るとは限らない。約束や支払い、日々の会話をどう続けるかという課題は残る。相手がどう受け止めているかを聞く時間も必要になる。

長く続けても、飲みたい日はある

17年以上断酒している人が、音楽を楽しみにビールのフェスへ行った日の投稿があった。

「お目当てのバンドは最高に良い感じだったし、昼食に入ったタイ料理屋も美味しかったし、一緒に行った彼女の笑顔を見れたし文句なんてないのに…。ああ、17年以上止めててもこんなです」(17年目)

楽しい時間と飲みたい気持ちは、同じ日に存在する。長くやめたらもう何も感じない、という目標だと、こうした一日を過剰に失敗と捉えてしまう。

NIAAAの回復支援の解説でも、飲酒への欲求や夢が残る場合があり、継続的な支援が役立つとしている。脳の回復と飲酒欲求の関係は、禁酒1年の記事で詳しく扱った。

節目には、続ける条件を見直す

3ヶ月、半年、1年。節目に振り返るなら、変わったことと一緒に、今も助けになっていることを挙げたい。通院、誰かへの連絡、飲み会を断る言葉、帰宅後の習慣。調子がよい今も必要かどうかは、日数だけでは決まらない。

最初の頃の記録と比べたい場合は、1週間2週間3週間〜1ヶ月の記事も参照できる。

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