スポーツベッティングをやめたいとき:観戦と賭けを切り離すには
好きなチームを応援しているはずなのに、気になるのは自分の賭けが当たるかどうか。試合が終わっても、別の試合のオッズを探している。
スポーツベッティングをやめるとき、投票だけでなく、観戦の仕方やSNSの使い方まで変える必要を感じることがある。スポーツそのものを嫌いになる必要はないが、今の自分に合う距離は考えたい。

観戦と賭ける判断が重なる
選手やチームをよく知っていると、自分の予想には根拠があると感じられる。ただ、試合を詳しく知ることと、賭けで収益を得られることは同じではない。試合中にも賭けられるサービスでは、観戦しながら何度も追加の判断をすることになる。
負けた直後に次の賭けを探していれば、一回の金額が小さくても合計は増えていく。「今日は500円だけ」の500円が、一日全体なのか、一回ごとなのかを見たい。収支を同じ期間で確かめる方法も参考になる。
日本からの利用について
海外で合法的に運営されているサイトでも、日本国内からお金を賭ける行為が合法になるわけではない。警察庁は、スポーツベッティングを含むオンライン上の賭博を、犯罪として注意喚起している。国内で法律に基づいて実施されるスポーツくじ等とは区別が必要だ。警察庁の案内
やめたいと思っているなら、賭け金の上限を決めて続ける方法より、利用を止めるために何ができるかを整理したい。過去の利用に関する法律上の不安は法律相談へ、やめにくさは依存症の相談先へ、それぞれ相談できる。
次の試合までに、入口を減らす
アプリを消すだけでは、ブラウザや広告から戻れる場合がある。自分が普段どう開いているかを順にたどってみる。
- アプリやブラウザの通知、メールの配信を止める。
- 予想や的中報告が流れてくるアカウントをミュートする。
- ブックマークや保存したログイン情報を外す。
- 端末のアクセス制限や、ギャンブルサイトを遮断するサービスを検討する。
遮断サービスには対応端末や対象範囲の違いがあり、導入すればすべて防げるわけではない。使う場合は提供元の説明を確認する。利用手段とお金の管理を一緒に考える方法は、やめるための具体的な準備にまとめた。
観戦を休む選択もある
中継を見ると入金したくなる時期には、リアルタイムの観戦を休んでよい。結果だけを後で読む、別の人と一緒に見るなど、自分が賭けに戻りにくい形を探せる。
予想仲間から連絡が来るなら、「今は賭けと予想を休んでいる」と伝える方法もある。理由を詳しく話すかどうかは、自分で決めてよい。
お金を使わない予想なら続けられるか、と考える人もいるだろう。判断には、予想をした後に実際の賭けへ向かいたくなるかも含めたい。エアーベットの考え方で扱っている。
試合の時間を、何に使うか
週末や夜の予定が空いたら、次に熱中できる趣味を急いで見つけなくてもよい。食事を作る、買い物へ行く、早く寝るなど、その時間にすることを先に決めるだけでも、予定のないままスマホを開く場面を減らせる。
何度も再入金してしまう、借金がある、眠れないといった場合は、生活への影響も含めて依存症の相談窓口で話してほしい。「スポーツを観ると賭けたくなる」という具体的な説明から、相談を始められる。
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